八幡市の飛行神社に行ってきた!航空関係の神様をまつる神社。駐車場や行き方なども紹介!

京都府は八幡市にある飛行神社に行ってきました。
思わず二度見してしまう、インパクトのある神社名ですよね。
ここへ来るまでは
飛行機に関係する神社なのかな?
っていうくらいで
実際どんな神社なのか全くわからなかったんです。
でもほんとに飛行機を祀っていたりして……。
実際はどうなんでしょうね?
さっそく行ってみましょう!
飛行神社へのアクセス(行き方)や営業時間、駐車場
【行き方】
京阪電車、石清水八幡宮駅を下車。
駅を左に見て真っ直ぐ進みます。
通りに出ると交差点になっており、そこを右に曲がります。そしてすぐ一筋目を左。
しばらく直進すると突き当たり、そこを右へ曲がるとすぐのところに飛行神社が見えてきます。
飛行神社の詳細 |
【住所】 京都府八幡市八幡土井44 【電話番号】075-982-2329 【定休日】なし 【営業時間】 9:00~16:30 資料館:9:00~16:00(最終受付 15:45) 【拝観料】 境内は無料 資料館:大人:300円 高校生:200円 中学生:200円 【駐車場】有り(3台) 【アクセス】 京阪八幡市駅より南東へ徒歩5分 【HP】二宮忠八翁創建 飛行神社 |

駐車場は正面向かって左側。
社務所の地下に3台分のスペースがあります(無料)。
ただし、車高2m以上の車は駐車できないようです。
飛行神社ってどんな所?

飛行神社は航空事故などで亡くなられた人たちを慰めるため、二宮忠八が自分の屋敷内に作った神社です。
二宮忠八翁とは
1891年(明治24年)に日本で初めて動力つき模型飛行実験に成功したものの、人を乗せることができる飛行機をライト兄弟が実現したことを知り、飛行機開発から離れる。しかし、飛行機発明以来、航空事故が多発するようになったことに心を痛めた忠八は、事故犠牲者の慰霊が飛行機開発に携わった者としての責任だと感じ、私財を投じて犠牲者の霊を祀る神社を1915年(大正4年)に創建した。安全祈願に訪れる航空、宇宙業界関係者が多い。
【引用先】ーWikipedia 飛行神社より
二宮忠八は、ライト兄弟より10年以上も前に飛行原理を発見していたという凄いお方なんです!
飛行神社におとずれる人の中には、航空会社の人はもちろん、自衛隊、ロケット開発会社、ドローン愛好家といった【空】に関係する方々が多くお参りに来られます。
余談ですが、新垣結衣が主演したドラマ【空飛ぶ広報室】で、飛行神社が紹介されたそうですよ。
他では見られない、飛行神社の見所を紹介!
飛行神社には飛行機その物が置かれていません。そうなんだ……。
が、他の神社では絶対見ることの出来ない、あるものが置かれています!
そのあるものとは……

ドンッ!!

ドンッ!!!

ドドーーッン!!!
戦闘機F-104J(栄光)のジェットエンジン!!
来る人みんなが驚く本物のジェットエンジン!
全長5.2m、重さ1.6トンある巨大なエンジンです!
建物で展示されたエンジンは、誰もが無料で見学することがでます。精密かつ迫力があります!
好きな人なら、これを見るだけでも価値があるのではないでしょうか?

お次はこちら
零式艦上戦闘機の機首部(略称ゼロセン)
大阪湾の漁場で、漁網に掛かり引き上げたものだと書かれています。
カッコいいですね(*^^*)

手水舎の桶?に飛行機が描かれています。

階段をあがっていくと、何やらパルテノン神殿のような建物が見えてきました。
日本の神社にはそぐわない違和感のある建物です。
これは一体?

実はこれ、海外からお参りにこられる外国人たちのため、あえてこのような作りにしたようです。
上記の航空安全祈願の石碑で
二宮忠八の次男顕次郎が再興にあたり『空は一つなり』の信条のもとに、あまねく全世界の航空先覚者ならびに遭難者の霊を迎え祀り今日に至っている
と書かれています。
つまり日本人に限らず全世界の人たちを迎え入れる(人や霊)ため、このような作りにしたわけなんですね。
なんて奥の深い。

こちらは本殿
中央社殿:饒速日命(ニギハヤヒノミコト)
向かって右側:航空殉難者の霊・航空業功績者
向かって左側:薬祖神・金毘羅・白龍神
が祀られています。
ここで注目したいのが饒速日命と金刀比羅宮。
饒速日命は神話において天磐船にのって地上に降臨したとされることから、空の神・飛行機の神(天磐船:アメノイワフネ=飛行機と解釈)として結び付けられ、飛行神社の祭神に選ばれた。大阪府交野市の磐船神社より勧請したものである。
金毘羅は忠八が讃岐の金刀比羅宮(船の神、飛行機に通じる)を信仰していたことによる
【引用先】ーWikipedia 飛行神社より
と、どちらも空に関係する神様たちなんですね。
もはや飛行神社の空に対する徹底ぶりが凄すぎます!

境内のフェンスに掛けられた板のプレート。
奉納者のなまえでしょうかね?
パッと見ると、やはり航空関係の会社さんが多いですね!
他の見所としては、今回行かなかった資料館があります。
そこには二宮忠八が青年時代に描いた【精密な凧のイラスト】や日本で初の【動力飛行器(機)の模型】などが展示されているようです。
二宮忠八のことを調べているうちに興味がわいてきましたねー!
今度、機会があれば資料館に行ってみたいと思います!
飛行神社資料館の拝観料(見学)
大人 | 300円 |
大人団体(20人以上) | 250円 |
学生(小中高生) | 200円 |
学生団体(20人以上) | 150円 |
飛行神社の御祭神とご利益
御祭神 | 饒速日命(にぎはやひのみこと) |
ご利益 | 航空安全・旅行安全 合格祈願(特に航空関連) |
終わりに
間違いなく飛行神社は飛行機・空の聖地です。
航空関係の人はもちろん、飛行機好きな人なら絶対に行っておきたいスポットだと思いました!
そういえば記事の一番上の写真に銀色の鳥居が写っていると思うのですが
実はあの鳥居、他の神社ではあまり見かけない材料で作られているんですよ。
なんだと思います?
なんとジェラルミンという軽くて丈夫な材料で作られているんです!
そう!飛行機に使われる材料!
これを知ったとき心の底から『飛行神社ってカッコイイ!!』って思いました(笑)
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