兵庫県朝来市にある【JR生野駅】をちょっと散策

朝来市生野町は
兵庫県の真ん中に位置し、山々に囲まれた自然豊かな町
古くは鉱山の町として江戸・大阪・京都などから人が集まり、山間でありながらも大変賑わったといいます
超人気スポット
日本のマチュピチュと称される【竹田城跡】は
兵庫県朝来市にあるのですが
いまから散策する生野町(今回は生野駅)も同じ朝来市

JR播但線姫路駅から14番目の駅である生野駅
1日の平均乗車人数が259人(2012年)と静かな町
基本1時間に1本しかやって来ない電車
学生たちがそんな長い待ち時間を
なれた様子で過ごしている姿が印象的でした
生野の町を巡るにあたり地図が必要ということで
駅舎内にある【朝来市観光情報センター】へ
向かいました

生野駅と書かれた看板
とても親しみやすさを感じます

駅構内に入ったすぐのところに
朝来市観光情報センター(観光案内所)があります

落ち着きのある室内は
『お店の方はとても愛着をもって仕事をされているんだろうな~』
と伝わる雰囲気
そのせいか思わず長居したくなる空間です

案内所で一番に目を引くこのキャラクターと

この等身大のキャラクター
これは一体何だろう?
実はこれらの萌えキャラ達は
【生野義挙(生野の変)】から150年を記念して誕生したキャラクターだそうだ
生野義挙(生野の変)とは
生野義挙は1863(文久3)年10月
京都から追放された七卿の一人、沢宜(のぶ)嘉(よし)らが生野代官所を襲撃した事件。
事前に各藩に援軍を要請していた代官所側の対応と反乱軍の内部分裂ですぐに制圧され
志士は投獄や自決などに追い込まれた。
ーいまもえ.jp引用
制作の経緯などが紹介されています
生野町観光協会は
キャラクターを通じ歴史的背景や、知名度UPといった狙いが有るようです

生野町のガイドマップなどをゲットし
いったん外へ
これは生野駅のホームにある跨線橋
水色がとても印象的
実は生野駅に来たもう1つの目的が
この風景を見ることだったのです

というのも……

これ
あさご青春物語~とっておきの18の風景~
というパンフレット
あらかじめ生野町を調べていたとき
『この風景を一度見てみたい!』
と思いやって来たのが理由
(ホームが逆ですが……)

1ページめくると
表紙になっていた学生のカップルが写っています
テーマは『放課後 君と』というタイトル
別に付き合っているとかそんなんじゃないけど
同じクラブ 同じ下校時間だから一緒にかえってるだけ
それだけ
今日もいつものように計ったように
列車が一本先に出た
播但線は1時かんに一本
だからその間
一緒にいるだけ
ただそれだけ
甘酸っぱい過去を思い出させるような情景
微妙な関係である二人が
生野・竹田をバックに写し出されています

2ページ目はアラサー世代
アラサーからして結婚の告白だとおもうのですが
確かに告白する場所って悩みますよね
なんてったって人生においての一大イベントですから
私と年層が近いだけに共感がわきます
え、私が告白した場所ですか?
ひ、ひみつです(^_^;)

こちらは3ページ目最後のページは
60代夫婦の旅
定年後、ギクシャクした夫婦が
旅行を切っ掛けに懐古していく物語
ちょっと他人事ではないような未来です……
三世代に構成された物語
それぞれの背景に生野・竹田の風景をうまく溶け込ませているところが凄い!
どこにでもあるような町並みに過ごす私にとって、このような光景や物語はもの凄く惹き付けられました
で『この町へ行ってみたい!』
と思った訳です
どうかこの風景がずーっと残っていて欲しいと思います

と言うことで、今から生野の町を散策してみます
【関連記事】
朝来市にある道の駅【フレッシュあさご】へ行ってみた!
夏の竹田城跡に行ってきた!おすすめの駐車場からルート、アクセスなどをご紹介!
生野銀山へ行ってきた!夏でも涼しい朝来市の観光スポット
〓スポンサーリンク |