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京都の元伊勢と呼ばれる【籠神社】に行ってきて!パワースポット間違いなしの風格

ちぃパパ&ちぃママ

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます

伊勢へ詣らば 元伊勢詣れ 元伊勢お伊勢の故郷じゃ 伊勢の神風海山越えて 天橋立吹き渡る


宮津の民謡にこんな歌があります

もちろん
伊勢とはあの三重県にある伊勢神宮の事を言います

歌のくだりにある【元伊勢】とは何ぞや?と言うわけで
以前より少し気になっていました



元伊勢とは籠(この)神社のことで
別名元伊勢籠神社と言われております


場所は京都府宮津市宇大垣430
近くにはあの日本三景として名高い天橋立があることから
この辺りはまさに一大観光スポット

また、籠神社の脇道からケーブルカーに乗って
傘松公園という展望台に行くことができ
そこらか天橋立の全貌を拝めることが出来ます
もちろんお約束の【股から見る天橋立絶景ポイント】もあります


さて話は戻しまして

特別名勝に指定される天橋立は元は籠神社の境内にあり、参道だったといわれております

今ある籠神社の境内は決して広くはなく
(5~10分あれば回れる広さ)
天橋立を参道だったといわれても、あまりの広大さゆえに、にわかには想像が出来ません



丹後国一の宮と称する籠神社ですが、時代は相当古く神代の時代よりさかのぼります

一説では
伊勢神宮の主祭神である天照大神は始め
大和国(今の奈良県)笠縫邑(かさぬいむら)で祀られていたらしく
次に祀られたのがここ【丹後国の宮津】だといわれています

なぜ遷宮を行うに至ったのかはよく分かりませんが
始めて故郷を離れ巡幸の後降り立った場所

もっと分かりやすくいうと
始めて他の国へお引っ越しを成し遂げた地が宮津だったと言うわけです

ただ、当初今ある籠神社に祀られたのではなく
籠神社の奥宮に当たる真名井神社に遷宮したとあります

真名井神社はパワースポットとして有名で
霊感の無い私でも不思議な感覚になったそんな場所

その記事は次回以降で記事にあげてみたいと思います( ☆∀☆)


ではでは早速中に入ってみましょう!



一の鳥居を越えるとすぐに木で出来た二の鳥居があります
向こうに見えるのは神門


籠神社の説明板
主祭神は
彦火明命
相殿(主祭神と一緒に祀る神様)には
天照大神
豊受大神
天水分神
海神



神門前に並ぶ色んな燈籠


燈籠と狛犬と神門

ん?狛犬に屋根…


なんと!重要文化財の狛犬様でしたか!!
でも、屋根つきの狛犬なんて珍しいですよね(*^^*)


ところで対になっている狛犬さんちょっと気になりませんか?




手首辺りに補修らしき跡がありますよね?

これ実は【刀傷の跡】なんだそうです

というのもこの狛犬は鎌倉時代に生まれた狛犬で
あまりの出来のよさに魂が入ったといいます

で、夜になると天橋立へと繰り出しては村の人々を驚かせそして不安におとしいれました

それを聞きつけた岩見重太郎という剣豪が、狛犬の前足を斬りつけたそうです
以後、夜な夜な走り回る狛犬を見なくなったという伝説があります


狛犬前に置かれる説明板



それでは
横断幕に16菊花の紋が描かれた神門をくぐります




美しい籠神社の拝殿
苔むした屋根がとても素敵です(*^^*)


横から見てみた


社殿は伊勢神宮とほぼ同様の造りとなっており
唯一神明造り
といわれています

唯一神明造りは伊勢神宮と籠神社のみゆるされる造り(呼び方?)のようですが
“唯一”なのに何故二社あるのか?
というツッコミはおいておきましょう(笑)

さらに、籠神社だけに許されたもう1つの物があります
それがこちら↓

カラフルなモノが見えるでしょうか?

籠神社本殿の高欄に取り付けられているカラフルな玉
これは五色の座玉(ごしきのすえたま)といい
格式の高さを表すものです
これが付いているところは伊勢神宮と籠神社だけ

伊勢神宮の境内ではカメラは禁止となっているようですので
こうして籠神社で唯一神明造り五色の座玉を写真で納められるので
貴重かつ価値があります

ちなみに赤・白・黄・緑・黒の五種類の玉があるようですが
私の見方が悪かったのか、赤・黄・緑の三種類しか確認できませんでした



拝殿近くに立つ神木
木から草が生えています
なんだかもののけ姫に出そうな木ですね(*´∇`*)


これも拝殿近くにあるさざれ石です
天然記念物だそうで【産霊岩】と書かれていました


摂社と末社も一緒に並んでいます


境内にはこんなポスターも貼られていました


このまま参道を抜けると

大きな案内板がありました

少し見にくいですが右上には
これぞパワースポットと思える奥宮【真名井神社】があり
それは次回以降にまわします

過去に天橋立を参道として広大な敷地を有していた元伊勢籠神社
今では住宅が建ち並んではいますが、太古の昔は眼前に磯の香りが拡がる宮津湾が見え
一筋に通った天橋立が神秘的に見えたに違いないはず

大和国から他の国へと移ってきた天照大神にとって
ここ宮津は、とても相応しい場所だったのではないでしょうか?


■関連記事■
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Comments 2

There are no comments yet.
ネット  
元伊勢ですか!

皇大神宮(内宮)だけでも、倭国(笠縫)→丹波国(宮津)→倭国→紀伊国→吉備国→倭国→伊賀国→近江国→美濃国→尾張国→伊勢国と、90年かけて変遷してますよね…

都も主だった所で、飛鳥八釣宮→樟葉宮→筒城宮(京田辺)→弟国宮(長岡京)→難波長柄豊碕宮→近江宮→藤原京→平城京→恭仁京→紫香楽宮→難波京→平安京→福原京…と
凶事があると、やたら引越して吉事に転じようとしてますが^^
遷都は、豪族による政権争いの感じもします。

都の移動と、元伊勢の変遷と、関係があるような?無いような?
Wikipediaによると、元伊勢は「理想的な鎮座地を求めて」各地を転々とありますが、謎ですね!
ただ、2番目の籠神社だけが、「唯一神明造り」と「五色の座玉」が許されているのには、ロマンを感じますね♪

2013/08/01 (Thu) 17:26 | EDIT | REPLY |   
ちぃパパ  
Re: 元伊勢ですか!

こんにちはネットさん♪ヽ(´▽`)/

さすがネットさん凄い情報網です!

実は私もネットさんと同じ考えで
変遷する隠された本当理由は政権争い(いざこざ)だと思います

が…

ただ神代の時代だけに人智の想像を越える何かがあったかも?
有り得ないかも知れませんが、個人的にはそっち系が好きです(笑)

アマテラスも引っ越し疲れで、さぞ大変だったでしょうね(^_^;)

伊勢神宮と籠神社だけに許された
唯一神明造りと五色の座玉は確かにロマンがあります

ぜひ押さえておきたいポイントですね(*´∇`*)

2013/08/02 (Fri) 15:26 | EDIT | REPLY |   

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