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交野市の【星田妙見宮】に行ってみた!昔、隕石が落ちてきたといわれる不思議なパワースポット

ちぃパパ&ちぃママ


今回は交野市の不思議なパワースポット

星田妙見宮

に行ってきました。


星田妙見宮といえば
・昔、星田妙見宮のある妙見山に、突然隕石が降ってきた

・神道、仏教、陰陽道が混在する珍しい神社

・七夕伝説に関係があるらしい

・最近では【君の名は。】で注目をうけている


とこのように、何かと謎めいた神社です。
もちろん個人的には、こういう不思議系の神社が好きだったりします。

しかし、それにしても隕石が降ってきたというのはとても気になりますね!

一体どういうことなのか?

では、さっそく行って確かめてみましょう!


星田妙見宮へのアクセスや行き方




●車の場合
(大阪方面から)
第二京阪道路交野南IC出口より約13分
 (京都方面から)
第二京阪道路交野北IC出口より約15分

 ●電車と徒歩の場合
JR学研都市線  星田駅 徒歩20分
京阪電車交野線  私市駅 徒歩30分

●バスの場合
JR星田駅⇒(17・17A系)妙見口下車徒歩5分
京阪交野市駅⇒(17・17A 系)妙見東3丁目下車徒歩3分


私たちは今回、車で行きましたので星田妙見宮の駐車場に止めました。

星田妙見宮の詳細
【住所】 大阪府交野市星田9丁目60-1

【電話番号】072-891-2003

【営業時間】
●授与所窓口受付時間
平日 8:00~16:00
土日祝8:00~17:00
(10月中旬~1月末は16時半まで)

 ●ご祈祷受付時間
9:00~15:30

【駐車場】
●表参道駐車場:駐車台数6台程度
(お祭りの際は臨時駐車場を開放。約20台)

●裏参道駐車場:駐車台数2台

【HP】星田妙見宮 公式Hp



星田妙見宮へ行ってみた感想と見所


星田妙見宮へ実際に行ってみてそこで思ったことや、個人的にここは見ておきたい所などをご紹介します。

隕石の謎をもとめ星田妙見宮(小松神社)へいざ!



さっそく鳥居をくぐり、中へと入っていきます。


馬を型どった石碑。


なにやら藤原秀能(ふじわらのひでよし)の歌碑が書かれているようです。

夕付く日暮るる交野の桜狩り花に宿借る天の川風


藤原秀能のことはよく分かりませんが、どうやら鎌倉時代前期の武士であり歌人だったそうですね。
交野のどこかの御狩場へ花見へ来ていた時に詠んだ歌だとか。

当時の桜は今と違って、さぞ美しかったでしょうね。


さぁ、木々が覆いしげる森の中へ進んでいきますよ。



星田妙見宮は、正式には小松神社と呼ぶようです。


二の鳥居をくぐりいよいよ神域へ。
身が引き締まります。



参道の途中で発見したかわいい燈籠。かわいいので持って帰りたい(笑)



参道の途中に立て掛けられていた妙見さんの旗。

よく見ると上部に何かマークのようなものが入っています。あれは神紋でしょうか。

神紋といえば“花系”であることが多い中、妙見宮のそれは八卦、道教を表しています(間違っていたらごめんなさい)。

上部の⇒“∧” の部分は、星が三ヵ所に別れた事を表しているのでしょうか。

いわゆる八丁三所というもの。

その昔、弘法大師空海が私市にある獅子窟寺で修行していた時、空から星を三ヵ所降らせたという伝説。······危険な修行だな。

で、その1ヶ所がここ妙見山に降ってきたそうです。

ちなみに後の2ヶ所は
・星田の光林寺(こうりんじ)
・星の森


それぞれの間の距離がほぼ八丁(約880m)あることから、八丁三所と呼ぶようだけど、上記の神文はその事を指しているんですかね?


そんなことを考えながら進むと、護摩壇が見えてきました。



さらに奥に進むと滝が見え、その傍らには不動明王がいます。ここで滝行をおこなうのかな?



滝の近くに説明板がありました。

どれどれ······

わが国の隕石落下記録上、二番目にふるいとされる弘仁七年(816)の星の降臨によって、この山の大部分が吹き飛ばされ、馬蹄形になっています。山に登りながら、当時の衝撃のすさまじさ、宇宙の神秘を感じて下さい。



ほほう······ここに隕石が。

816年。空海が生きていた時代は774年~ 835年。

そして、空海が獅子窟に入り修業をしたのは810年~824年のことだという。

その時、秘法を唱え、七曜の星(北斗七星)を降らせたとあるので、もしかすると隕石を降らせたのは空海の可能性がありますね。断定はできませんが。

もっとも、星を降らせたこと自体は眉唾な話。きっと空海伝説に単に尾ひれがついたのでしょう。

······とはいえ、隕石が落ちことは事実。恐ろしいです。


どうやら隕石(妙見石)は、この【登竜の瀧(滝つぼ)】付近に落ち山を吹き飛ばしたようです。

想像をはるかに越えすぎていて、にわかには信じがたいですが、でも神秘的ですね。
というか、当時付近には人が居なかったのだろうか?


ところでこの隕石、映画【君の名は。】の隕石のモデルでは? とちまたで話題になっていいるらしくそれについてはのちほど。

ここから本番! 長い階段をのぼり星田妙見宮の頂上へ。ちなみに階段の段数は?



星田妙見宮、第三の鳥居。
いよいよ本番です。約140mある山をいまから登ります。



さて、星田妙見宮の階段は何段あると思います?

幅の狭い階段。上を眺めると、永遠と続いてそうな階段です。果たして何段登るのか?

答えは最後に······。


階段をのぼっていくと休憩場所がありました。
前に見えるのは私の息子です。



力強く天尊山の文字。



織姫と天の川でしょうか。



途中、平地になっている所があり、ちょっとだけほっとする。



なにやら小さな祠が見えてきました。




烏須沙摩明王(ウスサマミョウオウ)と書いています。なぜこんな所に、トイレの神様を祀られているんだろう?

折角なんで、まだトイレがうまく出来ない息子に、願い事を言わせてみた。


『おトイレが、うまくできますように◆★%#&※■(お願いします)』

最後に言っているか分かりませんでしたが、それでも頑張ってお願い事を言いました(笑)


再び階段。

ゴールは目の前です! ラストスパートです!


階段を上がるとトイレにがあります。
中へ入ると神棚がまつってありました。
トイレはとても綺麗でした。
仏様をとても大事にされているんだなと、心が物凄く温かくなりました。


こちらでも烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が祀られています。

真言(呪文)は
『オン クロダナウンジャク』
または
『オン シュリ マリ ママリ マリシュシュリ ソワカ』
と唱えるようです。

せっかくなので、子供に唱えさせてみました
『オン■※&#%★◆☆……』
やはり無理ですね。


ようやく星田妙見宮の拝殿が見えてきました。

この階段で最後です。

そしてこれを登りきると225段のぼったことになります。

もう一度言います
225段!!(私調べ)

人により段数はバラバラですが、少なくとも200段以上はあります。なかなかな段数でした。


拝殿前からみた景色。
標高はそれほど高くないけれど、でも絶景かな!

星田妙見宮には本殿がない!?



何となく装飾が豊富なように感じる拝殿。


電飾系が多いような。
夜になったら点けるのでしょうかね?
幻想的になるのかな?
それなら、夜の妙見さんも見てみたいですね。


龍を型どった【カエルマタ】でしょうか?
なかなかにゴージャスです。


天井を見ると道教でよく見掛ける方位盤があります。

余談ですが、方位盤の外枠には十二支が書かれています(※12時の方向から右回りに子丑寅丑······となりますが、どういう訳かこの方位盤は向きが逆になっています)。

子(ねずみ)の横、左側には丑(うし)と寅(とら)がおりますよね。牛と虎。北東の位置。つまり鬼です。

鬼は牛のように角をはやし、そして虎柄の衣装を着ています。そんな鬼の絵柄をよく見かけますよね?

お次に丑寅の真正面を見てもらうと、申(さる)と酉(とり)と戌(いぬ)がいます。もう、お気づきかもしれませんが、こちらは桃太郎につかえているメンバーとなっています。

鬼に対峙する動物たち。

おそらく桃太郎に出てくる動物たちは、この方位盤からヒントをえてお話を作ったのかも知れませんね。



拝殿の脇にある、おもかる石。

石を持ち上げる前に願い事をいう。そして、石を持ち上げ思っていたより軽ければ願いが叶うという石です。

で、実際持ってみました。

「うぅ、げき重っ············」

まあ、人生こんなものでしょう。
ぜひ皆さんもやってみてください!


こちらは拝殿横に祀られている妙見石。またの名を織女石(たなばたせき)。星田妙見宮の御神体だそうです。

上記にも書きましたが、平安時代弘法大師空海が交野(私市)にある獅子窟(寺)において秘法“仏眼仏母尊”のお経を唱えたところ、空からまばゆい光の星が降ってきました。
(※星は空海が降らせたとありますが、実際はもっと昔に落ちたという説もあります。)

星は上空で3つに別れ村の三ヵ所に落ちていきました。
1つ目はここ星田妙見宮
2つ目は星の森
3つ目は光林寺というお寺

その星の一部が御神体なったそうです。


ところで、星田妙見宮は神社では珍しく本殿がありません。

その昔、御神体のために本殿を作りましたが焼失してしまいました。
再び本殿を建て直すも、また燃えてなくなったため、以後本殿は作らなくなったという不思議な伝説があるようです。狭いところに閉じ込められるのが嫌だったんでしょうかね?


そういえば、以前私か住んでいた場所にも磐石(いわくら)信仰の神社があり、そちらでも本殿がありませんでした。

もしかすると、磐石には本殿を建てないという定義みたいなのがあるのかもしれませんね。


織女石は拝殿の左側に行くと見ることができます。

実は岩の向こうにも、もう1つ岩があるようなのですが確認しておりません。後で知ったもので······。

ところで交野タイムズさんで、織女石と七夕伝説について興味深いことを書かれていますので、気になる方はぜひ!

星田妙見宮の拝殿の裏にも社がある?



実は拝殿裏にも社があるんです。
おそらく多くの参拝者は行かないだろう場所。
時間に余裕のある人はぜひ行ってみてください。


拝殿の右の脇道に行くと、裏道に通ずる入口があります。

その裏道を行くと【豊臣稲荷大神宮】がありました。妙見さんの拝殿の裏側にたっています。



そしてその裏には【南無妙法蓮華経】と【荼枳尼天(だきにてん)】の石碑があります。



さらに奥に進むと【龍王社】。
私は辰年なんでしっかりとお参りさせていただきました。

今回はこれで引き返しました。

もう少し詳しく書きたかったのですが、それは今度にします。


星田妙見宮と映画【君の名は。】との関係


ところで今話題になっている映画『君の名は。』で、隕石(ティアマト彗星)が落ち糸守町が消滅したという話があります

実はその隕石、上記で紹介した星田に落ちた【スイフト・タットル彗星の欠片】がモデルではないか?
とネットの世界で話題をよんでいます。

このあたりは
ひらつーさんで調査されていますので
興味のあるかたはぜひ読んでみてください!

でもまあ、答えがどうであれ、現実世界とアニメとの融合話にはロマンがあっていいですよね(^_^)

星田妙見宮の御祭神とご利益



御祭神 天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
高皇産霊大神(たかむすびのおおかみ)
神皇産霊大神(かみむすびのおおかみカ)
ご利益 開運厄除
八方除け
事業繁栄
心願成就


星田妙見宮のお祭り【星の三大祭典】はいつ?




●星祭【2月8日】
●七夕祭【7月7日】
●星降り祭【7月23日】



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2020/11/27 (Fri) 09:25 | EDIT | REPLY |   

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