京都の瀧尾神社に行ってきた!天井にうねる龍の彫刻がリアルすぎて必見!
東福寺駅ちかくにある瀧尾神社にやって来ました。
拝殿の天井にリアルな龍の彫刻が施された神社として有名で、以前から気になっていたんです。
迫力ある龍が描かれた天井絵はよく聞く話ですが(何度か見た)、龍の彫刻は聞いた事がありません。
瀧尾神社では龍の彫刻の他に、意匠をこらした様々な彫刻を見ることができます。
どんな彫刻があるのか。いまから少しだけ紹介してみたいと思います。
瀧尾神社へのアクセス・行き方
【公共交通機】
■京阪電車・JR奈良線東福寺駅から徒歩3分
■京都市バス「東福寺」下車、徒歩約5分
■住所:京都府京都市東山区本町11丁目718 ■拝観料:境内無料 ■定休日:無し(社務所は木曜日休日) ■営業時間:自由(社務所は10:00~18:00(休憩/12:00~13:00)) ■駐車場:境内にあり ■電話:075-531-2551 ■ホームページ:無し |
瀧尾神社に行ってみた感想や見所
全長8メートルの巨大龍です
お寺の天井にはよく龍が描かれてたりしますが ここは木彫りの雲龍 がいました
京都は 滝尾神社の拝殿の天井 です
昔、あまりのリアルさに、夜な夜な龍が神社を抜け出し、町の人々を怖がらせたとか‥
曲がりくねった巨大な体
緑の目、りっぱなひげ、鋭い3本指の爪、見事な鱗、真ん中に金の玉
この巨大龍、ほんの数メートルしか離れてない
手をのばしたらさわれそうなほど近い場所に広がってるんですよ
あまりの迫力と凄さにしばらく見いってしまいました
そして、京の町の夜空をかけのぼる龍をうっとり妄想していました
突如現れた雲、ものすごいパワーが発生する気流のなか、キラキラ光る鱗‥‥ (*´д`*)
龍は中国神話の神獣
日本では、中国から伝来して蛇神信仰と融合した生物で
あのヤマタノオロチも龍の一種とされることがあるとwikiにはありました
角はしか
頭はらくだ
眼は鬼あるいはうさぎ
身体はへび
腹はおおはまぐり
背中の鱗はこい
爪はたか
掌はとら
耳はうしに
似てるのだそうです
江戸後期大丸百貨店の創業者、下村家が本殿、手水舎、絵馬舎と一緒に拝殿を建て、その際に龍の彫刻も造られました
彫刻家は九山新太郎
本殿にも沢山の彫刻がありました
(それはまた次に‥‥)
これだけの彫刻、京都では珍しいんじゃないかなーと思います
観光客はみんな、ほおーっと感嘆の声をもらしながら龍に見いっていました
拝殿の"龍" 以外にも、たくさんの動物や霊獣がいましたよ
本殿には金御幣を持った猿が両脇にいました
なんだか可愛いらしいお猿さんですねー(´∀`*)
でもしっかりと守ってくれています
そして上からはうさぎがこちらを見ています
つるんとした身体に目が怖すぎるー
(((゜д゜;)))
回廊には十二支がいました
動物のバックの彫刻も精緻で、繊細です
鳳凰や、象、犀、水鳥、阿吽の龍などてんこもり
華やかで素晴らしいです
霊獣
ここには名前のわからない謎の霊獣がいるそうです(一番上)
こんな霊獣たちも、龍と一緒に神社をぬけだし、京の夜空を飛んでいたのかもしれません
もしかしたら、今でも丑三つ時に訪れたら見えるかもしれません (((゚Д゚)))ガタガタ
改めて木の文化を感じさせてくれる神社でした
瀧尾神社の御祭神とご利益
御祭神 | 大己貴命、弁財天、毘沙門天、大黒天 |
ご利益 | 仕事運向上、子授け、安産、商売繁盛 |
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