【京都の瀧尾神社】立体的な龍の彫刻が見られる神社。所要時間や行き方などを紹介!
東福寺駅ちかくにある瀧尾神社にやって来ました。
拝殿の天井にリアルな龍の彫刻が施された今話題の神社。
龍が描かれた天井絵はよく聞きますが、龍の彫刻となると、あまり聞いた事がありませんよね。
瀧尾神社では龍の彫刻の他に、様々な動物の彫刻を見ることができます。一体どんな彫刻に出会えるのでしょう。
それではいまから紹介してみたいと思います!
瀧尾神社へのアクセス・行き方
【瀧尾神社への行き方】
■京阪電車・JR奈良線東福寺駅の場合。
・駅を出て北へ徒歩2分、右側にあります。
■京都市バスの場合
・「東福寺」下車し、西へ行き(東福寺駅方面に向かう)ます。
高架の側道を下り通りに出たら北へ(右へ)。バス停からおよそ徒歩約5分くらいです。
■住所:京都府京都市東山区本町11丁目718 ■拝観料:境内無料 ■定休日:無し(社務所は木曜日休日) ■営業時間:自由(社務所は10:00~18:00(休憩/12:00~13:00)) ■駐車場:境内にあり ■電話:075-531-2551 ■ホームページ:無し |
瀧尾神社の見学に要する所要時間
瀧尾神社の境内はそれほど大きくないため、およそ10分で見終えることがてきます。
瀧尾神社に行ってみた感想や見所
お寺の天井にはよく龍が描かれてたりしますが、ここでは木彫りの雲龍 がいます。
全長8メートルの巨大な龍。
滝尾神社の拝殿の天井でうねる龍
その昔、あまりのリアルさに、夜な夜な龍が神社を抜け出し、町の人々を怖がらせたという伝説があります。
曲がりくねった巨大な体。
緑の目、りっぱなひげ、鋭い3本指の爪、見事な鱗、真ん中に金の玉。
この巨大龍は、ほんの数メートルしか離れておらず、手をのばせばもしかすると触れてしまうのではないかと思うほど、近い場所にいます。
あまりの迫力と凄さにしばらく見いってしまいました。
そして、京の町の夜空をかけのぼる龍をうっとり妄想していました。
突如現れた雲、ものすごいパワーが発生する気流のなか、キラキラ光る鱗‥‥ (*´д`*)
龍は中国神話の神獣。
日本では、中国から伝来して蛇神信仰と融合した生物で
あのヤマタノオロチも龍の一種とされることがあるとwikiにはありました。
角はしか
頭はらくだ
眼は鬼あるいはうさぎ
身体はへび
腹はおおはまぐり
背中の鱗はこい
爪はたか
掌はとら
耳はうしに
似てるのだそうです。
江戸後期大丸百貨店の創業者、下村家が本殿、手水舎、絵馬舎と一緒に拝殿を建て、その際に龍の彫刻も造られました。
彫刻家は九山新太郎。
本殿にも沢山の彫刻がありました。
これだけの彫刻、京都では珍しいんじゃないかなーと思います。
観光客はみんな、ほおーっと感嘆の声をもらしながら龍に見いっていました。
拝殿の"龍" 以外にも、たくさんの動物や霊獣がいましたよ。
本殿には金御幣を持った猿が両脇にいました。
なんだか可愛いらしいお猿さんですねー。
でもしっかりと守ってくれています。
そして上からはうさぎがこちらを見ています。
つるんとした身体に目が怖すぎるー(((゜д゜;)))
回廊には十二支がいました。
動物のバックの彫刻も精緻で、繊細です。
鳳凰や、象、犀、水鳥、阿吽の龍などてんこもり。
華やかで素晴らしいです。
改めて木の文化を感じさせてくれる神社でした。
瀧尾神社の御祭神とご利益
御祭神 | 大己貴命、弁財天、毘沙門天、大黒天 |
ご利益 | 仕事運向上、子授け、安産、商売繁盛 |
終わりに
神社やお寺をそれほど沢山見てきたわけではないですが、これだけのリアルな彫刻を見られる場所って、そうないのではと思います。
お寺ではもしかするとあるかもしれませんが、神社では珍しいのではないでしょうか? しかもこんなに素晴らしい彫刻だというのに、まさか無料で見られるなんて驚きしかありません。
瀧尾神社は超人気スポットの近くにありますので、下記の場所と一緒に行くのがおすすめです。
瀧尾神社の近くには
【東福寺】
【伏見稲荷大社】
【泉涌寺】
などがあります。
どれも人気の観光スポットです。
もし時間があれば行っておきましょう!
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