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太郎坊宮にある不思議な巨石!悪人が通ると石に挟まれるという恐怖のスポット

ちぃパパ&ちぃママ

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます


東近江にあるパワースポット太郎坊宮にいってきました

太郎坊宮といえば、神社前に夫婦石と呼ばれる巨石があり、そこを通ると開運のご利益があるといわれております


また勝負の御利益もあるとして
レスリング選手吉田沙保里さんも訪れており、見事ロンドンオリンピックで金メダルを獲得しました。
(太郎坊宮の勝守を持って行ったそうです)

さらに陸上界では、100m走で日本人初の9秒台をたたき出した桐生祥秀さんも訪れています。

そう!太郎坊宮は勝負事に勝ちたい人が訪れるパワースポットでもあるんですね。



トレッキングコースとしても人気を集める太郎坊宮
運動不足でたるんだこの体にムチを打ち、いまからあの中腹にある太郎坊宮を目指してみたいと思います!!

大変だ……。



太郎坊宮(阿賀神社)へのアクセスと駐車場とトイレの場所


太郎坊へのアクセスは以下の通りです


電車のアクセス
■JR東海道本線(琵琶湖線)
近江八幡駅もしくは米原駅乗り換え
 
●近江鉄道八日市駅 下車 
タクシー10分
 
●太郎坊宮前駅 下車
徒歩 20分


自動車のアクセス
●名神高速道路八日市インターチェンジより西へ10分 

●国道8号線
友定町・西生来町各交差点より東へ15分



駐車場
太郎坊の駐車場は4ヵ所かあり
場所は案内図の通りです

太郎坊宮(本殿)へ行くには
全742段の階段を上っていかなくてはなりませんが
体力に自信がないという人は
参集殿前(山上)の駐車場が一番近いので(259段)おすすめかと思います


トイレ
トイレは3ヶ所あります
場所は案内図の通りです


✔️チェック

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太郎坊宮のまわりで広がる素敵な風景。序章。


八日市インターから八風街道を西へ向かうと
とんがり帽子のような山が見えてきました

山肌は岩でむき出しになっており
遠目から見ても明らかに他とは違う存在感

この山の名は赤神山。

中腹には阿賀神社という通称太郎坊宮と呼ばれる神社があり、今から目指す場所。

麓の青々とした田園が一面に広がる中
堂々と、そして神々しくそびえ立つ赤神山の風景があまりにも美しく、しばらくのあいだ見入っていました

私達の住む町では、なかなか見ることのない素敵な風景です。



朝の6時、二の鳥居前に到着

数台の車とすれ違っただけで辺りはとても静かです
聞こえてくるのは雀のさえずりだけ

この日は夏の盛りでしたが
涼しく空気もとても澄んでいました


いざ太郎坊宮へ!私たちの前で立ちふさがる742段の階段!



薄い雲に覆われた東近江の空

たしか、竹生島にいった3年前は、今にも雨が降りそうな天気でした

以前読んだ本に
神様にとって来てほしくない人がやって来たとき、急に雨が降ったり体調が悪くなったりする』というのを読んだことがあります

この日は台風が去った翌日でもあったため、少し不安定な空模様

でも辛うじて天気はもっている……

『上ってきても良い』
というお許しを頂けたのかもしれません


そんなわけで
今から運動不足の体にムチを打ち
頑張ってのぼってみたいと思います(笑)


100段くらい上るとまず成願寺というお寺が見えてきました

説明板によると
799年のころに最澄が創建したお寺だそうで
多くの堂宇が建ち並び繁栄したようです

その後、織田信長によって多くの建物が焼け崩れ
1640年、行承とその弟子である祐盛と共に再興されたとあります


本堂の中には、平安時代後期に造られたといわれる本尊薬師如来と
奥の院から移したとされる太郎坊大権現が安置されているようです

扉越しに中を見ることは出来ますが
仏像は厨子の中に安置されており見ることができませんでした

どんな感じなのか見たかったですね~


太郎坊山(赤神山)にのぼりはじめてまだ序盤

これからが本番です
気を引き締めて参りましょう!


傾斜のキツい階段を黙々と上ります

額に汗がにじみ出はじめたころ
飢えた蚊が襲いかかってきました

1匹2匹3匹、気がつけば
群れとなって、しつこくまとわりついてきます
しかも町中にいる蚊よりデカイことデカイこと……

疲れたからといって
1度でも立ち止まろうものなら奴等の餌食になるのは目に見えています

蚊を払いつつ
ここは一気にのぼるしかありません


と、いうか
蚊がいることは百も承知していたのですが
虫除けスプレーを持ってくるのを忘れていたんです(^_^;)

皆さんは必ず持っていってくださいね!



どこまでも続く階段

目をほそめ眺めるも、先に見えるものは階段のみ
もとは修験道の山なのでキツといえばそうなんだけど、ここは気力で頑張るしかありません!


しばらくのぼっていくと階段沿いに石柵がみえてきました

柵の中には、大きく平らな石が置かれています

これは一体なんだろう?


実はこれ【不上石】とよばれる石で
参拝当日、魚・鳥・肉類を食べたものは
ここから先上ることが出来なかったようです

明治のはじめ頃までおこなわれていた決まり事だったようで
もし当日、魚・鳥・肉類を食べた場合
ここから先へは行けず、この場所で拝礼しなくてはいけなかったということです


不上石を過ぎると少し開けた場所に出てきました

太郎坊で一番上にある山上の駐車場
けっこう広いです


その駐車場の横には「参集殿」
山の中腹に見えていたのはこの建物だったのですね


田園がどこまでも広がっています
今はまだ青々としていますが
秋になると一面黄金色に移り変わるんでしょうね


【祈祷殿】

こちらで車のお祓いを受けることができるようです
また太郎坊本殿まで登拝することが困難な方は
ここで祈祷を受けることができるようです

軒下では天狗が睨みをきかせています!


少し休憩し、さらに上へ
ここから本殿まであと259段!


途中、【十二支の御神像】が
お見送りしてくれます

日に照される十二支たち、何とも凛々しいお姿です
自分の干支に触れパワーを頂きました(*^^*)


しばらく上ると手水舎があり
それを右に沿って進んでいくと
箕作山(みつくりやま)へと続く登山(ハイキング)コースへ行けます


天狗の住まうといわれる夫婦岩に到着!悪意のあるものが通ると……



全ての階段を登り終えると、目の前に切り立った大きな巨石が出現!

これが【夫婦岩(めおといわ)】と呼ばれる巨石です!


右側の大きな岩が男岩

左の小さな岩が女岩と呼ばれるそうです

神様の力により真っ二つに開かれた岩は
高さ数十メートルあるといわれております

岩と岩との幅は80センチ、奥行きは12メートル


ここを通り抜けると諸願が成就するといわれています

ですが、その反対もあって
現世において、おこないの悪い人が通ると
突然巨石が動きだし挟まれてしまうという
恐~い言い伝えが有るらしんです( ; ゜Д゜)

「この岩の間を通って参拝する者は、即座に病苦を除き諸願が成就するが、悪心あるものは岩に挟まれる」ともいわれ、
子供には「悪戯をしたり嘘をついたら岩に挟まれる」と教え、戒めの場ともなっている

【引用先】ー太郎坊・阿賀神社 由緒記


一瞬、悪い行いをしていないか
走馬灯のように過去を巡らす私……

大丈夫か?


江戸時代の書物において
「太郎坊宮の夫婦岩は天狗の住まいなので、人間は行ってはいけない」と書かれていたそうです

昔からここは、俗人ごときが決して近寄っては行けなかった場所

すなわち、神聖なる場所だったことがわかります

こうして、一般人が足を踏み入れられるようになった今の時代は、まさに奇跡的ではないでしょうか?

巨石に挟まれないためにも、畏怖の念を抱きながら、今からこの通路を進まなくてはなりません!


そうこう考えているうちに
颯爽と駆け抜ける嫁さん

そして挟まれるかもしれないという恐怖。
青ざめた顔で右往左往していた息子も意を決し、巨石の隙間へ

先に行った嫁さん曰く、息子はそれはそれはすんごい真剣な顔で歩いてたそうです

見られなかったのが残念です


そしていよいよ私の出番がやって来ました……


ゆっくりと踏みしめるように前へ

巨石に囲まれているからでしょうか?
プレッシャーが伝わってきます

太古の時代から存在している巨石

苔むした岩肌を優しく撫でつつ
深き時代を感じながら一歩づつ出口へと進みました


なんとか巨石に挟まれることなく無事に抜けるとすぐに、太郎坊宮本殿が姿を現します

想像していたよりも意外と小さく
むしろ、こじんまりとしていたことに驚きました


ご祭神の名は
【正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神( まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのおおかみ )】
と、とても長~い名前の神様が祀られています

名前の由来は
「まさに勝った、私は勝った。朝日が昇るかのように、鮮やかに、速やかに勝利を得た」
という、勝利を象徴する意味が込められています。

そのお名前の通り、勝利と幸福を授ける神様として信仰されています。


【引用先】ー太郎坊 公式ホームページ


正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神は
天照(あまてらす)大神の長男であるとともに
あの天孫降臨で名高い瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)のお父さんでもあるようです





お礼をすませたのち、本殿の横にある展望台へ行くと、万葉集で詠まれている蒲生野の平野が限りなく広がっていました

真上の空を見上げると雲も近い
とても清々しい気分です


そういえば、なぜ阿賀神社は太郎坊と呼ばれているんだろう?太郎坊って誰?


実は太郎坊とは、ここ赤神山に鎮座する
【正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神】を守っていた天狗(てんぐ)の名前だといわれております

太郎坊が守る神社として
阿賀神社よりも【太郎坊宮】の名前で親しまれるようになったようです

今もなお神仏習合の名残ある表坂を下っていく


たっぷり風景を堪能したので
来た道(表坂)とは違い、今度は裏坂から下りて行きます


裏坂には、要所要所に七福神の石像が配置されていました


もうお気付きかもしれませんが
ここ太郎坊山には神様・仏様・天狗(修験道)が混在しています

それだけ霊験あらたかな場所だという裏返しなのかもしれません
当神社のご神徳は広く知られ、聖徳太子は国家の安泰と万人の幸福を祈願しました。

伝教大師最澄も当神社にお参りし、ご神徳に感銘を受けて50余りの社殿・社坊を建立されたといいます。

また、源義経も当神社に参詣して源氏興隆を祈念したと伝わり、その折に座られた「義経公腰掛岩」が現在に伝わります。

このように人々の信仰が深くなるにつれ、この霊山で修業をする修験者が多く現れます。

そして、神道を基に天台山岳仏教と修験道が相交わる独特の信仰形態が確立されました。

【引用先】ー太郎坊宮 公式HP



弁財天の石像の下に洞穴があり
奥からパワーが込み上げてくる感じがしました
入口には柵が掛けられています


少し階段を下りると【一願成就社】が見えてきました

お百度詣りの建物のようです


建物内のいたるところが極彩色ゆたかで
とくに天井は目を見張るものがありました



不動尊の前にやって来ました

写真では分かりづらいですが
上から水が流れ落ち
不動明王の像が置かれています

この空間はしんとしていて、ひんやりとしていました


不動明王の真言を3度奉唱と書かれています
のうまくさんだ ばさら だん
せんだま からしゃだ そわたや うんたらた かんまん

と、唱え
清らかな気持になったところで、ここを後にしました


太郎坊宮の所要時間と箕作山ハイキングコースについて



太郎坊宮の見学に要した所要時間は
下の階段入口から本堂(岩のあるところ)までが35分、往復でおよそ1時間くらいでした

私たちはゆっくり登ったので、普通に淡々と登ったらもっと早いかもしれません。


ちなみに太郎坊はハイキング(登山)コースとして、とても有名なようで
市辺駅~船岡山~十三仏登山口~十三仏~岩戸山~小脇山~箕作山山頂~休憩所~赤神山分岐~太郎坊宮~太郎坊入口階段~太郎坊宮前駅

のコースが一般的のようです。


(※参照先:東近江市観光協会 【箕作山・太郎坊トレッキングコース pdf】)

このコースでおよそ4時間ほどかかるもよう


本殿前の展望台からだと琵琶湖を見ることは不可能でしたが、箕作山山頂からだとどうやら見えるようです。見たかったなぁ。


本当は、赤神山の山頂を目指す予定だったのですが、夏場ということで虫が多く(蜘蛛の糸や蚊)、そして今話題のマダニがいても怖いので、今回は諦めました(´д`|||)

また涼しいときにでも山頂をめざ、ぜひともパワーを頂きたいものですね。

太郎坊宮・阿賀神社の詳細
【住所】滋賀県東近江市小脇町2247番

【駐車場】
・中腹駐車場(30台)
・御神田前駐車場(15台)
・山麓駐車場(10台)
・太郎坊階段下(3台ほど)←今回、停めたところ

【トイレ】有り
 




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