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【京都】八坂神社に行ってきた!!万城目学の小説とっぴんぱらりの風太郎に登場した神社

ちぃパパ&ちぃママ

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます

京都を代表する繁華街【祇園】
今もなお、花街の雰囲気を色濃く残す町に八坂神社があります

八坂神社は京都観光で人気のエリア東山にあり、毎日多くの観光客で賑わっています


ところで、八坂神社とうちの嫁さんとはご縁があるらしく
赤ちゃんの頃、お宮参りでお世話(祈祷)になった所だと言っていました

そして不思議なことに、たまにこうしてお邪魔したとき
『何だかほっこりした気分になる』
もしかしたら神様が見守ってくれているからかな?とも
(まさかのスピリチュアル発言!)


私といえば、ご縁は無いものの何度か八坂神社へは来たことがあります
しかし、ほぼ素通りじっくりと見てまわったことがありません

ですので、今回は見どころをがっつりとみて回ろうかと思います(*^^*)

パワースポット八坂神社へ



四条花見小路から見た八坂神社

祇園町に面する四条通りを東に歩くと、八坂神社の威風堂々とした東門に突き当たります


西の楼門で重要文化財です


貫禄ある石柱


横に置かれた燈籠が大きくてカッコいい(*´∇`*)

下のマークは八坂神社の神紋で木瓜紋というそうです

よく見ると胡瓜の断面に似ているような?


後ろを振り返るとこんな感じ

四条通りが真っ直ぐのびております
この道をまっっっすぐ行くと松尾大社に突き当たります

左右の道は東大路通り
左の方向に進むと清水寺、右に行けば平安神宮方面


朱色がとても美しいですね(*´∇`*)


楼門の天井には黄金に輝く大きな釣り燈籠が目に入ります




八坂神社を守る随神さん


西の楼門をくぐると一変

喧騒とした街中がガラリ、厳粛な空間へと変わります

このギャップをすんなり受け入れられる私は
やはり日本人のDNAが流れているからでしょうか?


とこらで、八坂神社の入口は数ヵ所あります

本来、神社は南側から入るのが正しいは入り方なのですが
ここは、西から入られる方が圧倒的に多いです(東大路通り側)

あたかも儀式かのように、不思議と西の楼門へと吸い込まれていく感じ


八坂神社西門を入るとすぐのところに手水舎があります

綺麗に手入れがされています


邪悪な者に対し睨み威嚇する狛犬


突き当たった所に小さな社があります


疫神社】と書かれております

祭神は蘇民将来
祇園祭の粽(ちまき)でお馴染みの名前ですよね

ところで【】という漢字がとても気になりますね




疫神社と並ぶように建っている太田神社

祭神はサルタヒコ
ニニギノミコトが高天原から天孫降臨した際
道案内されたといわれる神様

もう一柱はアメノウズメ
天照大神が天の岩戸に籠ったとき、舞を踊ることで怒りをしずめたとされる神様

ちなみに上の二人は夫婦です

太田神社は芸能の神としても有名ですので
芸を極めたい方はぜひお参りされるといいでしょう(*´∇`*)


太田神社の斜め向かいに建つ燈籠
かなり大きいです(*^^*)
八坂神社の総本社だけにスケールが違いますね!

でも、この燈籠は寺式の燈籠に見えるような気がしますが……

昔、まだ八坂神社が【祇園感神院】というお寺で神仏習合の時の遺構でしょうかね?


道なりにやって来ると階段があります


階段の手前に社を発見!


北向蛭子神社】と書かれています

いわゆる【えべっさん】【えびすさん】ですよね(*^^*)

エビスさんはここ八坂神社の祭神である
スサノウ】の孫にあたり
商売繁盛の神様としても有名ですよね(*^^*)


本殿は【重要文化財】です

商売繁盛の神様というにも関わらず
意外と人が少なかったように思えます
(たまたま居なかっただけかもしれませんが(^_^;))

で、えべっさんの周りには


色の剥げたえべっさんの銅像
みんなに撫でられたのでしょうね~


こちらは祇園祭の山鉾のオブジェ


苔むした狛犬がかなりシブイ!

一旦、先程の場所に戻り階段を上がります


階段を上がり左側に社があります


大国主神社】と書かれています


大国主とウサギがカワイイ(//∇//)


大国主神社の本殿


この本殿に祀られているのは
大国主

俗に大黒さんともいい
八坂神社の祭神であるスサノウからみると六代目の孫にあたるようです

大黒さんは出雲の国の神様で
福の神・縁結びの神様としても有名ですよね(o^-^o)

もう一神は
事代主
コトシロヌシは大国主からみると子供にあたります

さらにもう一神は
少名彦
スクナヒコは医薬の神様で大国主と共に出雲の国造りに活躍した神様です


ふと左に目をやるとハート型の絵馬が沢山掛けられています

縁結びの神様ということで凄い人気のある場所です(*^^*)


八坂神社の本殿です

大国主神社からはすぐです


大国主神社から真っ直ぐ行きますと八坂神社の本殿になりますが

今回は手前を左に曲がっていきます

曲がった直ぐ、八坂神社本殿を見つめるように建つ社があります


大年社
八坂神社の主祭神であるスサノオの子供(大年神)を祀っており穀物を守護する神様です

例祭(れいさい)は2月3日であることから節分の神様としても有名だそうです
(※例祭とはその神社で最も重要なお祭りの事)


こちらは大年社の横に建つ【十社】です
沢山の神様をお祀りしております


スサノオのお父さんである【イザナギ】と、お母さんである【イザナミ】など多数祀られています
(多すぎるので割愛(^_^;))


さらに進むと神馬?をまつる建物がありました


その横にある【日吉社
スサノオの三世孫にあたる大山咋神(オオヤマクイ、七世孫にあたる大物主神(オオモノヌシ)が祭神

日吉社といえば京都の鬼門を守る方除けの神様として有名ですね


日吉社からさらに真っ直ぐ突き当たりに社があります
美御前社】です

私たちが行ったときはこのように修復工事がされており、見ることが出来ませんでした
(※今は工事が終わり見ることが出来るようです)


こちらは美御前社の前にある沢山のノボリ

美御前社の祭神は【宗像三神】で
・多岐理比売(タギリヒメ)
・市杵島比売(イチキシマヒメ)
・多岐津比売(タギツヒメ)

の三姉妹(上から長女・次女・三女)

アマテラスとスサノオの誓約(占い)において
スサノオから譲り受けた十拳剣(とつかのつるぎ)を噛み砕いた中から産まれたとされる女神たちです

十拳剣から産まれたのでスサノオの娘三姉妹となり、八坂神社境内に居られることは、当然のことなんですね
(八坂神社の祭神がスサノオなので)

次女にあたる市杵島比売は仏教における弁天さんと同一視されており芸能や美に関する神様としても有名です

で、なぜここ八坂神社にある美御前社はこれ程までに人気があるのでしょうか?

実は美御前社の前にあるコレ↓

美人三姉妹の神社から涌き出る御神水

美容水
2、3滴手に取り肌にお塗りくださいとあり
美御前社の御神水だけになんだか美肌になりそうな予感がしませんか?

美容水の前でしばらく観察していたら、女性の観光客がひっきりなしにやって来ます(笑)

祇園の芸伎さんや舞伎さん達にも人気があり
美容・理容関連や化粧品業界からも深く信仰されいるようです

美を追求する女性ならぜひお参りしておきたいパワースポットですね!


実は美御前社の参り方に順序があります
それはのちほど……


美御前社の並び八坂神社本殿の東側に
悪王子社
といういかつい名の社があります


何だかとても危ない神様のように感じますが……

これは一体どういう神様なんでしょうか?


このお社さん実はスサノオの荒魂を祀っており、ここで言う“悪”とは悪人の悪ではなく
力強い】という意味合いだとか

つまり荒ぶる神=スサノオということにるのかな?

この【悪王子社】はあらゆる御神徳があるらしいので、力強い男になりたいと願う方は一度参られてみてはいかがでしょう

あ、ちなみに女の子らしくなりたい方は
横の社【美御前社】で!


悪王子社の横、つい見落とがちなこの燈籠

実はこれ
忠盛燈籠
といい、平家物語に登場する由緒ある灯籠だそうです


雨降る夜、平忠盛は白河上皇のお供をしていました

一行が八坂神社に差し掛かったとき、燈籠から黒い影が現れ恐怖した白河上皇は、忠盛に退治するように命じました。

忠盛は刀を握りし影に近付きます

しかしよく見ると、影の正体は燈籠に火を灯そうとやって来た若い僧でした。

結果、狼狽した上皇に対し忠盛の冷静な判断により人を殺めずにすんだというお話

忠盛さん格好いいですね(*^^*)

ところで、忠盛燈籠の横に普通の燈籠があるのですが、忠盛燈籠と勘違した嫁さんは
普通の燈籠をパシャリパシャリと何回も間違って写真を撮っていました(^_^;)

嫁さんカッコ悪いです(苦笑)


忠盛燈籠よこにある【大神宮社


内宮は天皇家の祖神(祖先)アマテラスオオミカミ

外宮はアマテラスの食事を司るトヨウケオオカミ


気のせいか、ひときわ異様な雰囲気を醸し出しています(^_^;)

私に霊感があるならば『ここになにか居る…』
そんな空間です
ちょっとスピリチュアルです!


こちらは大神宮社よこにある
祇園の御神水
“力水”とも呼ばれいます

八坂神社の七不思議の1つ、本殿の中に龍穴といわれる底無しの井戸があるようで
そこに溜まる水脈と【祇園の御神水】が同じだといわれております

ところで話が飛びますが、先ほどの美御前社について実はやっておきたいことがあるんですね

それは………
【美御前社】で美人祈願をする方は、まずこの“祇園の御神水”を頂いてから美御前社を参るというルールがあるようですので、美しくなりたい方はぜひそうしていただきたいかと思います(*^^*)


さて、いよいよ八坂神社本殿ですが
ちょっとぐるっと角度を変えて見てみます


八坂神社を横から見ると、まるでお城のように見えますね




八坂神社の後ろの景色

明るい朱色と渋い木の色がとても綺麗です


こちらは舞殿からみた八坂神社正面(拝殿)




本殿は神社造りとしては珍しく、拝殿と本殿が一つになっていて
これを八坂造(やさかづくり)といわれるそうす

本殿・拝殿とも重要文化財です

ご祭神は
素戔嗚尊(すさのをのみこと)

東御座
櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)

御同座
神大市比売命(かむおおいちひめのみこと)・佐美良比売命(さみらひめのみこと)

西御座
八柱御子神(やはしらのみこがみ)
八島篠見神(やしまじぬみのかみ)
五十猛神(いたけるのかみ)
大屋比売神(おおやひめのかみ)
抓津比売神(つまつひめのかみ)
大年神(おおとしのかみ)
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
大屋毘古神(おおやびこのかみ)
須勢理毘売命(すせりびめのみこと)

傍御座
稲田宮主須賀之八耳神(いなだのみやぬしすがのやつみみのかみ)

【引用先】八坂神社 公式HP

クシイナダヒメノミコトは【八岐大蛇(ヤマタノオロチ)】の生け贄にされそうになっていたところ
スサノオノミコトが退治し、のち嫁さんになった方です

ヤハシラノミコガミ(八柱御子神)はスサノオノミコトの8人の子供です



終わりに


全て見どころを見終えたのかというと、まだまだもの足りません(^_^;)
(写真も残念なものばかり……)

さらに八坂神社のパワースポット感が書けないので、次回しっかり取材し書けたらいいなと思います


ところで、八坂神社といえば、万城目学さんが書いた【とっぴんぱらりの風太郎】を思い出します

数奇な運命に翻弄されるニート忍者の話で、たびたび八坂神社のシーンが出てきます

中でも因縁の敵【残菊】との戦闘シーンは、はらはらと手に汗握るもので今にも鮮明に覚えています

ただ、実を言うとこの作品に出会ったのが八坂神社に行ったあとだったので
もし、行く前に読んでいたら境内の巡り方や感じ方が変わっていたかもしれませんね


とっぴんぱらりの風太郎

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そんなわけで、次回八坂さんにやって来たときは
【とっぴんぱらりの風太郎】の目線で巡ってみたいですね!

八坂神社の詳細
【住所】京都府京都市東山区祇園町北側625

【拝観料】境内無料

【夜の参拝】可

【駐車場】有り
駐車場についてはこちらに詳しく書かれています八坂神社の駐車場一覧

【アクセス】
・京阪祇園四条駅より徒歩で約5分
・阪急河原町駅より徒歩で約8分
・JR京都駅より車で約15分
・JR京都駅より市バス206番祇園下車すぐ


【近隣スポット】
四条鴨川に立つ出雲の阿国

京都の南座といまは無き北座





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